損切りとは?
損切りとは、損失を抱えている取引を売却して損失を確定させることを言います。
一方、FX会社により強制的に損失を確定させられることが、強制ロスカットです。
損切りと強制ロスカットの違いは、
損切り : 自分自身で損を確定させる。
強制ロスカット : FX会社によって強制的に損失を確定させられる。
損切りは、自分のタイミングで行うため、FXトレーダーとしての技術の見せ所です。
損切りは、FXをするうえで非常に重要なテクニックで、
「損切りを制するものはFXを制するとも言われています。」
なぜ、FXでは損切りが重要と言われているのでしょうか?
この記事では、損切りの重要性と損切りルールの作り方について徹底解説します。
損切りの考え方とルールの作り方
FXでは、どんなに利益をあげている人でも、毎回の取引で勝つことはありえません。
なぜならば、相場にはランダム性があり、為替相場が突如として予期しない方向に大きく動くことがあります。
為替相場への対応策として、損切りの考え方とテクニックを覚えましょう。
損切りの考え方
損切りで一番大切な考え方は、ルールを必ず守るということです。
損切りに関して、自分の意思で行うのは、上級者でも難しいもの。
なぜなら、人は感情の生き物だからです。
損切りをしなければならないとわかりながらも、
「もしかしたら上がるかも。。。」
という根拠のない希望に支配されるのです。
この希望を持つことで、損切りができずに、大損をした人はたくさんいます。
初心者でも、感情に邪魔されずに損切りするには、損切りルールを作ることです。
ルールによって定めることで感情と切り離して行動できます。
FXで利益を出すには、自分で決めた損切りのルールに必ず従い損切りしていくことが必須です。
損切りのルールを作る
それでは、その損切りのルールはいかに作っていくのでしょうか?
結論、初心者のうちは、自分の資産の1%で損切りすると決めましょう。
10万円で取引するなら1,000円
50万円で取引するならば5,000円
損失額が大きくなればなるほど、損失額を受け入れることができずに、精神的にも負担が大きくなります。
資産の1%までなら、客観的に捉えることができ、損失にも耐えることができます。
ここでは、初心者に一般的な1%をあげましたが、
あなたの許容できる範囲内でルールを作るようにしましょう。
損切り注文の仕方
ルールを作ったからといって、いざ損失を確定させるとなったら、なかなか決断ができない方もいると思います。
そんな方にオススメなのが、「逆指値注文」です。
「ストップ注文」とも呼ばれ、あなたの定めた損切りの値で自動的に決済してくれる注文を出せます。「逆指値注文」を注文することにより、為替相場が予想と反対に動いたとしても、損失を小さく抑えることができます。
あなたが、ポジションをとる際に、同時に逆指値注文を出してルール通りの取引を行えます。損切りを覚えることにより、損失をコントロールし利益を狙いましょう。
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