今回で理解したいポイント
1.レバレッジの言葉の意味と使い方
2.日本の国内FXでは、最大で何倍までのレバレッジを効かせられるのか?
レバレッジ(英語: leverage)とは、経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率。 ーwikipediaより
レバレッジには原義に てこの意味があります。
てこを用いると、自分の力では、動かせなかった重いものを持ち上げることが可能となりますよね?
なぜなら、自分の加えた力がてこによって何倍にも増幅されているからです。
普通なら1万円の資金を使って、FXを初めるのであれば、1万円分の取引しかできません。
しかし、ここに10倍のレバレッジを使うと、取引できる金額が1万円の10倍、
つまり10万円となります!
レバレッジをかけると、手元の資金の何倍もの金額を取引できるのです。これがレバレッジの特長です。
言葉の使用例
10万円にレバレッジ10倍かけている。
→ 100万円分の取引をしている。
レバレッジとは?
レバレッジは、預け入れる資金の数倍~数十倍の金額の取引を可能にした仕組み

ええええええ!レバレッジってお金いっぱい使えてすごいですね!?
でも、だからってなんのいい事があるんですか??
ギャル

レバレッジは
少額投資家の強い味方じゃ!
詳しくは次の章で解説しよう!
少額投資家の味方!レバレッジの魅力!
日本では国内で25倍までとレバレッジの額が法律で定められています。
レバレッジが25倍だと、最大で資金の25倍までの取引ができることになります。
裏返せば通貨の元本の25分の1の資金があれば取引が可能です。
1ドルが100円のとき、1,000ドルは10万円です。
25倍のレバレッジの場合、1,000ドルの取引が、25分の1の約4,000円で始められるのです。
レバレッジは投資効率を高める武器
レバレッジのもうひとつの効果が「投資効率が高まること」です。
レバレッジをかけない場合、1ドルが100円だとすると、10万円の資金で取引できるのは1000ドルです。このときに1万ドルを買っておき、為替レートが101円になって決済すれば利益は1000円。
でも、25倍のレバレッジをかければ最大で、2万5千ドル買えます。
101円になって決済すると、利益は2万5千円です。
レバレッジは一長一短
逆に100円で買ったのに99円に下がってしまったらどうなるでしょうか。
レバレッジをかけずに1000ドルだけの取引なら損失は1000円ですが、25倍のレバレッジをかけていれば損失は2万5千円です。
このようにレバレッジを高めると勝っても負けても損益は大きくなります。
これが「レバレッジは諸刃の剣」と言われる由縁です。
レバレッジはとても便利な仕組みですが、使い方には細心の注意を払いましょう。
大損失をしないためにも、まずは低レバレッジで始めよう
レバレッジをかけて、少ない元手で大きなお金を動かせば、利益も大きくなりますが、逆に受ける損失も大きくなります。
実効レバレッジ10なら、利益は10倍、でも損も10倍。つまり、レバレッジはハイリスク・ハイリターンなのです。
FX初心者の場合、まずは低いレバレッジから始めることをおすすめします。
大きく利益を狙わない代わりに、大きく損もしないようにするのです。
FXに慣れるまでは、無茶はしないこと。
これがうまく上達するコツです。
まずはレバレッジ5倍~10倍、高くても20倍までの範囲で取引をしましょう。

レバレッジってすっっごい便利ですけど、お金の管理しなきゃいけませんね!

その通りじゃ。FXでは、資金管理が何より大切になってくる。
資金管理の仕方も学ぶのじゃ!
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